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Events

Urban Economics Workshop

Venue: Room 106, Institute of Economic Research, Kyoto University

 

Contact:

 

Tomoya Mori (Kyoto University) [HP]
Minoru Osawa (Kyoto University) [HP]
Tomohiro Machikita (Kyoto University) [HP]

Se-il Mun (Doshisha University) [HP]

Kakuya Matsushima (Kyoto University) [HP]
Kazuhiro Yamamoto (Doshisha University) [HP]
Miwa Matsuo (Kobe University) [HP]

Junichi Yamasaki (Kyoto University) [HP]

Category
Date
Title
Presenter/Location
Details
2002/01/18 Fri
15:00〜16:30
マレーシアの電子産業と自動車産業:発展経路の差異とその要因
熊谷聡(アジア経済研究所)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:マレーシアにおける電子・電機産業と自動車産業は、ともに1960年代末に産声を上げたが、その後は対照的な発展経路をたどってきた。本論では、完成品企業と部品企業の立地のインタラクションに着目したモデルを提示することで、マレーシアにおける電子・電機産業と自動車産業の発展経路の差異を、産業固有のコスト構造と政府の関税政策から説明することを試みる。
2001/12/14 Fri
16:30〜18:00
監査調査法による賃貸住宅市場における高齢者差別の実証分析
中川雅之(大阪大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室

要旨:我が国の賃貸住宅市場で存在するとされている高齢者に対する入居差別を、米国で用いられている監査調査法(Fair Housing Audit)という実験的な手法で実証し、その差別の要因に関する検定を行なう。

2001/10/26 Fri
16:30〜18:00
A regional analysis of gender-specific occupational mobility rates
Anthony Fielding(Sussex University)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:Using Longitudinal Data for 1971-91, this paper explores the job market prospects for men and women in different regions in England and Wales. It then speculates on the effects of gender-specific occupational mobility rates on the household formation decisions that men and women take in different urban and regional contexts.
2001/10/26 Fri
15:00〜16:30
移動スケジュールの変化からみた人口移動転換
石川義孝(京都大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:1970年代・80年代に多くの先進諸国で観察された同時的な人口移動転換の共通的な原因は、まだほとんど解明されていない。本発表は、モデル人口移動 スケジュールへの、日本・スウェーデン・カナダの地域間移動データの適用から 判明する移動率の変化という観点から、この問題に検討を加えたい。
2001/10/12 Fri
16:30〜18:00
On the effect of the spatial distribution of economic activities upon the transportation mode
高橋孝明(上智大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:近年の空間経済学のテーマの一つに、輸送費用の変化が経済活動の分布にどのような影響を及ぼすかという問題がある。この研究では、それと逆方向の因果関係を考察する。すなわち、経済活動の地理的分布(とくに集中と分散)が地域間の輸送需要に与える影響を理論的に定式化し、所与の分布の下でどのような輸送技術が経済に導入されるかを議論する。とくに、より「近代的な」輸送技術が導入されるのは経済活動が集中しているときか分散しているときか、という問題を考え、その答えが少数のパラメータに依存することを明らかにする。
2001/10/12 Fri
15:00〜16:30
Urban primacy and economic development
村田安寧(東京都立大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:輸送費用の低下は首位都市性と経済発展の関係にどのような影響を及ぼすだろうか?本論文ではこのような問いに答えうる一つの理論的枠組みを提示する。特に、輸送費用が外生的に低下するにつれて、(1)需要サイドにおけるエンゲル法則、(2)供給サイドにおけるぺティ・クラーク法則、(3)首位都市性の初期の上昇とその後の低下、が同時的に説明される。
2001/09/14 Fri
16:30〜18:00
Agglomeration and transportation cost
山本和博(京都大学・院)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:産業化には労働力の地理的な集積が不可欠であり、それが分業の経済を生み出す。輸送インフラストラクチャーの整備は市場の規模を拡大し、産業化の基礎的な条件を生み出す。
2001/09/14 Fri
15:00〜16:30
わが国の3大都市圏における人口密度分布の変化: 展開クラークモデルによる分析
山神達也(京都大学・院)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:近年、欧米の計量地理学の研究において、複数の事象間の関係に地域差を取込んだモデル群が登場してきており、それらは、ローカルモデルと呼ばれている。本稿では、そのローカルモデルの一つである展開法を採用し、大都市圏における人口密度分布は、都心からの距離と方角の相互関係によって理解すべきことを示し、また、その経年比較と都市圏間比較を行う。
2001/07/06 Fri
16:30〜18:00
Information technology and cities
今川拓郎(大阪大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:通信には、交通と代替的な利用形態のみならず補完的な利用形態も存在すると考えられ、その双方の多寡によって通信技術の交通へのインパクトが決まってくる。我が国のデータを使って実証分析を行うと、代替的な通信利用は二地点間の距離が長くなるほどその比率が高まるが、補完的な通信利用が常に代替的な通信利用を凌駕し、全体としては通信と交通は補完財となる。距離や場所の制約を解き放つITが普及する中で、逆に人口や経済活動の都市への集積が加速するという、ITと都市に関する「集積のパラドックス」が観察されている。交通と通信が補完的であれば、ITとフェース・ツー・フェースの双方のコミュニケーション基盤となる都市の魅力は衰えず、今後も存在感を発揮し続ける可能性がある。
2001/07/06 Fri
15:00〜16:30
Size, location, and industrial composition of cities: an empirical investigation
森知也(京都大学)・錦見浩司(アジア経済研究所)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:本稿は、日本のデータを用いて、都市システムにおける構造法則性・パターン形成を分析する。特に、都市の人口規模・位置・産業構造・人的資本構成の間に存在する関係を明らかにする。
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