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Title
Presenter/Location
Details
2000/11/17 Fri
16:30〜18:00
最適なコードンプライシング
文世一(京都大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:シンガポールをはじめ、都市中心部に対する混雑料金制を実施する場合、コードンプライシング方式が採用されている。コードンプライシングとは、都心と郊外の中間にコードンラインを設け、そのラインを横切る車両に対して一定の料金を課するものである。本研究では、単一中心都市を対象として、最適なコードンラインの位置および料金水準を求める問題を考察する。そしてコードンプライシングが交通流と経済厚生に及ぼす効果を分析する。
2000/11/17 Fri
15:00〜16:30
Location of monopolistic commercial facility
荒川 潔(九州大学・院)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:本研究の目的は、近年の商業施設の郊外化をモデル化することにある。消費者は商品の多様性やその価格などにより購入量を決定する。これに対し、小売業者は店舗立地点の地代などをもとに、消費者の効用を最大にするよう店舗の種類を決定する。このモデルによって、都心ではデパートが、郊外では専門店が立地することを明らかにした。また、消費者の時間価値の増大が商業施設の郊外化を引き起こすことも説明した。
2000/10/13 Fri
16:30〜18:00
Market size and industrial structure: the home market effects
Zhihao Yu(University of Nottingham)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
2000/10/13 Fri
15:00〜16:30
放射状都市における多様な労働者のコミュニティ選択と企業立地
岡本亮介(政策研究大学院大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
2000/09/29 Fri
16:30〜18:00
Impacts of investment to transport infrastructure in disequilibrium economy
上田孝行(東京工業大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
2000/09/29 Fri
15:00〜16:30
Thünen and the new economic geography
藤田昌久(京都大)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
2000/07/14 Fri
16:30〜18:00
経済地理と制度論
青山裕子(クラーク大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
2000/07/14 Fri
15:00〜16:30
TBA
Philip McCann(University of Reading)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
2000/06/16 Fri
16:30〜18:00
交通網の地域的不均等発展による都市集積のモデル
水野勲(お茶の水女子大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:交通革新に伴って都市間の時間距離が地域的に不均等に収縮し、このために、産業機能ポテンシャルと都市人口ポテンシャルが循環的・累積的に相互作用した結果、都市集積が生起するというストーリーを非線形非平衡のシミュレーション・モデルで示そうとするものである。
2000/06/16 Fri
15:00〜16:30
新産業の出現と内生的成長循環
堀井亮(大阪大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:個々の独占的競争企業が、潜在的に無限の広がりを持つ財空間から自らの財の性を選択するという設定のもとで、財の多様性の増加を源泉とする内生的経済成長モデルを構築する。消費者は多様なニーズを満たすため財空間上でより幅広い特性を持つ財の消費を望むが、一方、生産に伴う知識の蓄積を考慮すると既存の財に類似した財の方が安価に生産できると考えられる。この2つの相反した力の結果、各時点の均衡において個々の企業の選択する特性は、局所的には集積しつつも大域的には一定の範囲で分散する。本論では、このような財空間上での局所的集積点を「産業」と解釈し、その構造の動的変化がマクロ経済成長率に与える影響について考察する。
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