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1997/05/30 Fri
15:00〜16:30
15:00〜16:30
時空間効用関数を導入した施設の最適配置&Evolutionary Strategyを使って
武田祐子(立命館大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:本研究は、時空間プリズム概念を用いた立地・配分モデルを提案し、その有用性を実証することを目的としている。従来、立地配分モデルの目的関数には、需要分布のみが考慮されてきた。本研究では、これに加えて、時間効用概念で定義される就業機会をとりこんだモデルを提案する。対象施設としては、公共施設である保育園を取り上げる。この理由は、保育園という施設の利用形態が就業行動と送迎行動との双方に関わるものであり、時空間効用概念を用いて概念的に設定しやすいためである。以上大きく分けて2つのモデルを提案し、仮想空間上での最適配置を求めた。さらに、実際に現実空間にモデルを適用する際、目的関数にとりこむ具体的な指標変数の検討もおこなっている。アルゴリズムとしては遺伝的アルゴリズムの一種であるEvolution Strategyを用い、立地配分問題への適用方法を考察した。
1997/05/16 Fri
15:00〜16:30
15:00〜16:30
Determinants of China’s rapid rural industrial growth during economic reform
Wang Xiaolu(オーストラリア大学/国連大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
1997/05/09 Fri
16:30〜18:00
16:30〜18:00
Local response to environmental impacts of economic liberalization ― a case study of Ghana
Anthony Aubynn(ヘルシンキ大学/国連大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
1997/05/09 Fri
15:00〜16:30
15:00〜16:30
ロードプライシングと交通投資―シンガポールの事例を中心として
兒山真也(京都大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
1997/04/25 Fri
15:00〜16:30
15:00〜16:30
大都市圏郊外における女子労働力の増加とその供給側の要因
谷謙二(名古屋大学)
京都大学経済研究所本館1階 第二共同研究室
要旨:本稿は、大阪市域を例に、1970年代から80年代までの都心域(Central Business District (CBD))の空間利用の変化について検討を加えたものである。1980年代まで、我が国の大都市では、新副都心の建設や大規模再開発について多くの計画がなされてきた。また、これとは別に、オフィスや商業施設が郊外へ移転し、新たな都市核を形成する「都市圏多核化」の流れが形成されていることも指摘されている。このように、都市の中における都心域の構造は今後も大きく変化していくことが予想される。そこで次の2点を主眼とした分析を行うこととした。(1)都市における都心区域の特定。および、70年代から80年代までの都心区域の空間利用変化の特徴を説明すること。(2)都心区域の空間利用変化が経済学的な合理性の観点から説明することができるかについての検討。本稿では、とくに「立地理論からの実証分析」へ焦点を絞ることにする。