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21世紀COEプログラム

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「21世紀COEプログラム」は、世界的な研究教育拠点の形成と、国際競争力のある世界最高水準の大学づくりの推進を目指した文部科学省の事業である。この「21世紀COEプログラム」に、本研究所と本学大学院経済学研究科による「先端経済分析のインターフェイス拠点の形成」プログラム(拠点リーダー・西村和雄経済研究所長)が選定された。経済学のフロンティアでは、金融工学の発展による金融商品の開発などの産学共同による実用的研究や、複雑系システムとしての経済解析、地球環境問題、医療問題の経済分析などの学際的研究が進んでいる。これらの展開は、経済理論を新たな視点から再構築することを促しており、現在、世界の経済学者の多くが、これらの研究課題について精力的かつ競争的に研究を推し進めている。このように展開しつつある経済分析は、先端的な手法を駆使して経済・社会問題を分析するという意味で「先端経済分析」と呼ぶことができる。「先端経済分析」の分野における画期的革新に日本人研究者が積極的に貢献するという目的に適う研究教育拠点を形成することが、本プログラムの課題である。

そのために、本プログラムでは、以下の指針に沿って拠点形成活動を推進している。

(1)本学大学院経済学研究科・経済研究所の研究教育実績を礎にして、経済システムの分析を一層深化させる。
(2)国際研究交流、学際的研究、および産官学の研究協力に資する。
(3)わが国の「先端経済分析」の推進母体となり、くわえて、先端経済分析を一層深化させるため、歴史的・制度的研究との融合を促進する。
(4)産官学の若手研究者に、先端経済分析との接点を提供する。

本プログラムは、金融工学とグローバル・ファイナンス、複雑系経済学、環境・医療・通信、経済情報解析、組織と制度の5つの研究グループから構成され、以下のような「先端経済分析のインターフェイス」となることを目指して活動している。

(1)経済学における先端的理論と先端的実証研究の融合を図り斬新な政策提言に用立てる。
(2)1990年代以降に急進展した、複雑系経済システム分析、進化経済学、金融工学、そしてゲーム理論の体系的分析枠組みを構築する。
(3)応用経済分析の先端分野である医療、環境、通信に、上記の先端的分析手法を適用する。
(4)自然・人文・社会諸科学と先端経済分析の相互親和性を深める。
(5)以上の先端的研究の成果を経済学教育に反映させる。

さらに、本プログラムでは、教育拠点として先端経済分析を推進するため、多くの教育活動、若手研究者支援活動も積極的に行っている。

2005年度には「先端経済分析研究推進機構」が発足し、機構運営委員会がプログラムの推進に当っている。機構では、ディスカッション・ペーパーやニュース・レターを発行、国際コンファレンス、ワークショップ、一般向けシンポジウム、公開講座を開催するなど、研究、教育のインターフェイスとして活動している。

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