京都大学経済研究所公開シンポジウム
「やさしい経済学講座」

日時: 2002年2月13日(水)

13時00分〜17時30分 (開場 12時30分)

会場: 京都市国際交流会館

主催: 京都大学経済研究所
共催: (財)総合経済研究所

入場無料(申込不要)・定員200名(先着順)

問合せ先: 京都大学経済研究所シンポジウム事務局 TEL 075-753-7102

 

シンポジウム開催にあたって
京都大学経済研究所長 佐和隆光
 経済学にはとても関心があるのだけれども、経済学はむずかしいと、経済学の食わず嫌いに陥っておられる皆様方にむけて、京都大学経済研究所が総力をあげて「やさしい経済学講座」を開設いたします。先ゆき不透明な日本経済、そして世界経済のゆくえについて思いをめぐらされる上で、大いに役立つはずの経済を解き明かすための基本的「枠組み」のようなものを、皆様方にこの講座から学びとっていただければ、講師の私たちにとりましては望外の幸せでございます。わずか半日の講座ではありますが、「出席して損はなかった」と思っていただけるだけの中身の濃いものにいたすべく、また「ああわかった。なるほどそういうことだったのか」と皆様方の目からウロコを落として見せるべく、私たちは最善の努力を傾けます。どうぞふるってご参加くださいませ。

プログラム

第1部 日本経済の行方

13:00-13:50

 

佐和隆光 「21世紀日本経済は何処へ行く」

13:50-14:30

 

西村和雄 「学力低下と日本経済」

休憩 10分

第2部 地域・都市

14:40-15:20

 

藤田昌久 「21世紀における都市と地域経済」

15:20-16:00

 

溝端佐登史 「ロシア・東欧の体制転換の行方」

休憩 10分

第3部 財政・社会保障

16:10-16:50

 

橘木俊詔 「社会保障制度の改革」

16:50-17:30

 

岩本康志 「特殊法人改革の行方」

 

 

講演者紹介

佐和隆光 京都大学経済研究所長

専門:計量経済学、エネルギー・環境経済学

経済システムのあり方、日本の経済構造改革のあり方、そして地球環境保全のための対策などについて、研究、提言を行っている。著書に、『市場主義の終焉』(岩波新書)、『「改革」の条件』(岩波書店)など。


西村和雄 京都大学経済研究所教授

専門:複雑系経済学

経済におけるカオス、自己組織化などの理論的研究を行っている。最近は教育の問題でも、調査、提言をしている。著書に、『複雑系を超えて』(筑摩書房)、『大学生の学力を診断する』(岩波新書)(いずれも共著)など。


藤田昌久 京都大学経済研究所教授

専門:空間経済学

複雑系空間経済学の視点より、都市、地域、国際地域経済の自己組織化と構造変化についての理論と実証研究を行っている。著書に、『都市空間の経済学』、『空間経済学―都市・地域・国際貿易の新しい分析』(いずれも東洋経済新報社)など。


溝端佐登史 京都大学経済研究所助教授

専門:比較経済システム論、ロシア・東欧経済論

市場経済移行諸国における企業の所有・経営および企業行動にかんする比較研究を行っている。とくに、ロシアの現地調査と実証研究に従事する。著書に、『ロシア経済・経営システム研究』(法律文化社)、『ロシアのエリート』(窓社)など。

 

橘木俊詔 京都大学経済研究所教授

専門:労働経済学

労働問題や公共経済について研究している。著書に、『日本の経済格差』(岩波新書)、 『セーフティ・ネットの経済学』(日本経済新聞社)など。

 

岩本康志 京都大学経済研究所助教授

専門: 公共経済学、マクロ経済学

財政投融資、マクロ財政運営、社会保障などにかんする研究を行っている。著書に、『経済政策とマクロ経済学』(共著、日本経済新聞社)、『金融機能と規制の経済学』(共著、東洋経済新報社)、『社会福祉と家族の経済学』(編著、東洋経済新報社)など。